「明けの明星」あとがき


これは元「外伝5 エレノア」でした。
外伝を100題に移行させた経緯については「098.ほんの少しの寂しさと」あとがきをお読みください。

小説仲間の友人の誕生日に進呈した作品です。
「リュークの華麗なる盗賊話」というリクエストをもらって、「072.単独行動」と同じくリュークの一人称で書きました。
少年といえるほどの年齢のリューク。調子の良さは変わらず、若さゆえの自信過剰さを書いてみたつもりですが……。
「単独行動」より少し前の話で、ヴィトと行動を共にしていますね。この後しばらくして、リュークはカルミラへ旅し、そこからミチロへ、というところで「単独行動」の話になります。
ところで、最近気づいたのですが、エレノアとレノアってすごく似ていますね。安易に名前をつけてしまったと反省中です。
少女エレノアを書くのが難しかったと記憶しています。
高千穂遥のダーティペアシリーズを参考に(……嘘。かなり真似っこ)したのは秘密です。秘密にしておいてください。お願い。(笑)
ラストシーンは割と気に入っているのですが、「盗賊は俺の天職なんだ」という件は、これまた別の小説の主人公を参考に(これは飽くまで参考に)したものです。
明けの明星に関係していないと言われると返す言葉もないほど、タイトルはこじつけです。すみません。(泣)

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