Process 22 −IDC大塚家具。−

2005/3/24。有明に行ってまいりました。ここのところ予定が立て込んでますね。
では以下、Blogからです。ていうか長いですね。

IDC大塚のショールームは広い。営業のM田さん曰く、「カタログが要らないほどの」広さ。……確かに。
こういう比較をしても良く分からないから嫌いなんだけど、端的に言うと東京ドーム2.3個分の広さらしい。
ま、とにかく広いわけです。

IDCは会員制でした。最初に住所とか電話番号とかを書かないといけない。アンケート、というわけでもなく。ショールームで? と思っていたけど、最後には理由が分かりました。病院みたいなもんで、担当アドバイザーが決まっていて、(病院で言うところの)カルテを作るからなんですね。帰りがけに会員カードなるものをもらいました。次回からはこれを見せる、という事のようです。
ていうか、一回じゃまず見終わらないですよ、あそこ。相当急いでいる人とか、そういうのは別にしても。何度も来る事になって、その度に担当が変わって、毎回「うちは……」と説明するのは大変。
でも会員カードを見せれば「いつもの人」が出てきてくれて、「先日の続きを」となるわけだから、こっちとしても楽なわけですね。なるほどなー。

担当してくれたM田さんはとても気持ちのいい人でした。
愛想は良く(愛想笑いをすると言う事ではなく)、人の顔を常に見てくれて、話を聞いてくれる。おべんちゃらを言ったり、媚びへつらったりしない。提案力もあるし、商品知識もすごい。頼りがいがあって、説得力があって、なおかつ押し付けがましくない、という。
初対面だけど、一度も嫌な気分になりませんでした。一つも商品を買わなかったのに、まるで気にしない感じ。会員カードと一緒にもらった紙に書いてあったけど、本当に「アドバイスする」とか「相談にのる」っていう感じ。
何でも知ってて、話を聞いてくれて、こっちの趣味やなんかを理解してくれて、全般的に相談に乗ってくれるインテリアコーディネーターさんっていないのかな、ってこーさんと話していましたが、まさにそういう人。
何しろIDCでは絨毯からカーテンから、家具はもちろん、照明や台所まであるんだそうで。
「この業界はまだまだ縦割りなんですよ」というのがM田さんの言。確かに、フツー家具屋は家具屋だし、照明屋さんは照明屋さんなんですよね。家具屋さんの中でも、ベッド担当とか、ダイニング担当とか、分かれてたり。
ハウスメーカーさんってのは建物全般の話が出来るわけだけど、営業さんはまあぶっちゃけ「ご成約」後はあんまり出てこなかったりするし(うーぴょんは違うけど)、建物は良くても家の中の事まで全部はなかなか……という感じで。
色合わせもしたけど、やっぱ一日で全部ってのが無理あるし、I.C.(インテリアコーディネーター)さんと合わなけりゃそれでオシマイ。言っちゃなんですが、この間のN村さんは、あんま好きじゃなかったり。(^^;)
こっちの話をあんまり聞いてくれなかったしな……。
その点、M田さんは本当にいい感じでした。
そういや前にベッドを見ようって、家具屋さんへ行った事があったんですが、そのお店の営業さんはウザかった〜!
もろ営業! って感じで、愛想笑いを浮かべて後をついてくるんです。話しかけてくるタイミングも悪いし、もういいよって態度をあらわにしてるのにずーっとついてくるし、おすすめ商品(その時はポケットコイルでした)を勧めまくり。「ご存知ですかぁ?」とか言うから、「ネットとかで調べたからちょっとは知ってるよ」って言ったら「さすが!!」とかなんとか言っちゃって、何がだよって感じ。もーそれ(ポケットコイル)じゃないと駄目みたいな言い方だし、信用ならね〜〜〜って感じだったんだよね。
それに「いつご購入のご予定ですか」というのが見え見えで、ほんっとついてこないで欲しかった。第一、今時の営業でもみ手するか。(^^;)
まあそんな思い出はさておき(笑)、M田さんはほんとに紳士ですっきりした営業さんでした。
休みの日は家具屋さん周りをしちゃうくらい好きなんだって。そうじゃないとやっていけないかもしれないですね、と言っていたけど、偉いですよ〜、さすが〜!

今日はダイニングセットとベッド、照明なんかを見せてもらいました。
最初に要望を伝えて(ちゃんと聞いてくれました)、うーぴょんが持ってきてくれた図面をコピーして、いざ出陣。お時間はどのぐらいありますか、とか、ちゃんとこっちの都合も気遣ってくれて、予定を立ててくれたので安心でした。

まずはダイニングセットから。
「こちら三階のフロアから五階まで……」と言いかけたので「あー移動するんだな」と思ったら、「全部ダイニングのフロアでして」ときた。うわ。三フロア全部かい。
三階はトラディショナルなもの、四階はそれ以外のテイスト別。ベーシックとか、モダンとか、カジュアルとか。ベーシックはほんっとーに普通でした。うちらはカジュアルのところの北欧風ダイニングセットに着目。
テーブルの高さが68cmと少し低めで、「リビングでくつろぎ」用としても使える。椅子の背もたれは高すぎず、低すぎず、背中に当たっても痛くないもの。布張りと革張りが選べて、デザインも数十種類あるし、座面は外せて丸洗い可能。椅子は何しろ軽くて、毎日のお掃除が楽そうでした。お値段も安いし、今のところイチオシ!
五階はデザイナーズのものがいっぱいありました。お値段が違いすぎます。(笑)
椅子一客で147万円って……。ここはさらさらっと見て回って終わりにしました。
ダイニングセットだけで二時間すぎちゃいました。(^^;)

お昼を食べて、午後はまずベッドから。六階へ。
ベッドって、何がどういうシステムになっているか、よく分からなかったんだけど、M田さんが非常に分かりやすく教えてくれました。
フレームとマットレスに分かれていて、ヘッドボードは付属品、という感じ。私たちの求めている商品としては、まず木のフレームか、スプリングのボトムマットか。それに掛け布団、マット(汗取りのパッド?)、枕を選んで、シーツやカバーを買う、と。そんな感じの流れらしいです。
で、重要なのはマットレス。
日本人に合うベッドって言うと、固いもの? という説もあるし、でもヨーロッパのホテルなんかであるような柔らか〜いベッドもいいんじゃないの? という説もあるし、正直よく知らないや、という感じでした。
日本人は固い畳に布団に敷いて、という生活をしているので、固いベッドを好む傾向があるそうです。寝なれているから、という事ですが、実は日本人の眠りの質って、世界の中でもかなり低いんだそうで。寝返りを打つ回数がものすごく多いんだそうですね。
そこらの(?)ベッド屋さんではいまだにそうらしいんですが、IDCでも十年くらい前までは、いわゆる「売れるマット」を売っていたそうです。つまり、固いもの。
じゃあ固いとかやわらかいとかって言うのはどこから来るの? と。その辺が良く分かりません。

マットというのはスプリングと詰め物で出来ているわけですが、いわゆる「ベッドの固さ」というのは、スプリングだけで決まるわけではなく。固いスプリングの上に柔らかい詰め物を分厚く乗せれば、すごく柔らかい印象のベッドになるわけなんですね。
逆に言えば、「柔らかい」と言っても、スプリングの一つずつを大きくして(つまり数を減らして)、詰め物を薄く乗せただけのマットもあるわけです。これだとグニャグニャしちゃって、寝づらいんでしょう。

というわけで、まずはその、固いスプリング+分厚い詰め物、というベッドに挑戦。
……感想は。
「うわ! なんだこれ!!」
ホントに柔らかいんですよ。どこまでも沈み込むような。雲の上に浮いているような。初めての体験でした。びっくり。この最初の驚きでひいちゃうお客さんも多いとか。そうかもしれない。慣れないと怖いくらいかも。
日本人には受けが悪いよ、という事で、最初に大塚家具で取り扱うようになった時にもブーイングが出たそうです。社員から。(笑)
でも今では、これじゃないと眠れない、という人も増えたそうで、取り扱いも二種類から七種類に増えたとか。

次は流行のポケットコイルです。
一つ一つのスプリングが独立していて、ダブルで寝ていて、隣の人が寝返りを打っても気づかないとかいう噂の。
寝心地は固めですから、日本人向きかも。あー畳+布団の感覚に似ているなって思いました。

最後は低反発ウレタンのマット。
これこそ「なんじゃこりゃー!」でした。……いやー私はちょっと無理。慣れないと思います。
逆に「もうこれじゃないと」って人もいるそうで、ハマるとハマっちゃうらしいですね。なるほど。
低反発の名の通り、押して凹んだ部分がゆっくりゆっくり戻ってきます。その遅さが、なんか、怖いんですよ〜。戻ってこなくて不安というか。

というわけで、私は柔らかいマットに惹かれました。
お互いに違うものが好きという夫婦もいるようですが(当たり前と言えば当たり前か)、幸い私とこーさんは二人とも柔らかいマットが好みに合っていたようです。
身体が程よく沈むのでまっすぐになって、なおかつスプリングにしっかり支えられている、という感じなんです。枕も要らないくらい、いい感じに沈みます。
デメリットは、ローテーションをしないといけないと言う事。最初の一年は二ヶ月に一回。翌年からは半年、出来れば三ヶ月に一回はマットを裏返したり、上下逆にしたりする必要があるとか。
でもスプリングはフレームに固定されているからポケットコイルほどへたれないし、低反発ウレタンのように蒸れてしまったり、という事もないそうで、質はとてもいいと思います。
あ、もいっこデメリット。
……高いです。他のに比べて。(^^;)
とはいえ、一生もんですしね! 一日の三分の一は寝てるんだし!
この際、いいものを買いたいです。
七種類あるマットの中で、一番目のは別格。ニ〜四番目はなかなかいい感じで、五〜七番目はちょっとどうかな、という感じ。まあお値打ち品という事です。
三番か四番? でもやっぱ二番? という話をしていましたが、こーさんの目は既に「二番二番」と輝いていました。(笑)
M田さんもベッドに関しては特にアツイらしく、熱心なトークを繰り広げてくれてましたね。ミーハーな話は好きじゃないんですが、と前置きしつつ、松井秀喜選手も買ったんだとか。ふーん。(←感動薄い)

ベッドはまあほぼキマリかな、という感じだったんですが、とにかく今日は下見って事で、やっぱり一回帰ってじっくり考えるというのが必要だと思うし、私も今は妊娠中だから、娘を産んでからまた改めて寝心地を検討したいし、という事で、次のコーナーへ。

次は照明です。
前に小泉産業のショールームへ行きましたが、あの時の三倍は面白かった。
IDCオリジナルの照明ももちろんあるわけですが、他にも小泉、松下電工、オーデリック……その他多種多様なカタログを取り揃えてあるんです。やっぱり品数が違います。
M田さんも一生懸命やってくれましたが、照明はエキスパートがいるので、と言って、M山さんという女性スタッフが紹介されました。
八重歯が可愛いM山さんに、うちの間取りや現段階の照明プランなどを説明して、私たちの考えや趣味も伝えます。
LDKの照明プランが一番の悩みどころ。
広いし、使い方も多岐に渡るので、多灯使いになるのは間違いないんですが、配置と器具の種類に悩む悩む。(^^;)
こーさんはコードがたるむペンダントが嫌だ、と言っていて、それは最初からのこだわりなので私もペンダントはやめた方がいいかな、とか思っていました。
すったもんだの末、ダイニングテーブルの上は全部ダウンにしてしまいました。
リビングの方は、子供が本を読んだりもするだろうし、明るい蛍光灯が必要じゃないか、とのご意見により、シーリングに。最初の構想通りという感じになりました。
全部の照明が天井直付けかダウンという感じになるとすっきりしていいのでは、という意見も出ましたが、ちょっと淋しいかも、というのと、演出的にメリハリがなくなるのでは、というのがあり、上下位置にも差をつけた方がいいかもね、という事に。
で、アイランドキッチンのシンク台の上、というか、カウンターの上に、二本のペンダントを(コードがたるまないようまっすぐに)つるす事にしました。器具は、まだちょっと悩むけど、IDCオリジナルの新作が、こーさんの目に留まったようです。シンプルで、私の好きな乳白色の不透明ガラスのフードがいい感じです。

他、寝室のニッチやカーテンの照明をどうするか、とか、玄関入ってすぐの洗面台の照明をどうするか、など、色々相談しました。
「ひとまずこんなところかな?」というところまで話して、この日は終わる事に。何しろ長かったもんで〜。
照明は配線だけしておいて、器具は後でつけてもいいので、イメージさえ固まって、ある程度どういう器具をつけるかだけ決まればいいんです。

広いって言うし、二時間かそこらでちゃちゃっと切り上げてこよう、なんて話していましたが、結局お昼も含めて六時間も滞在してしまいました。
さすがに疲れて帰りの車では舟を漕いじゃったけど、でもこないだの色合わせの時のような疲れっていうか倦怠感はありませんでした。やる事やったぜ、とか、勉強させてもらいました、とか、そういう感じ。気持ち良かったです。
家が建つまでに(ていうか着工までとかに)決めなくちゃいけない事はもうあんまりないから、ゆっくり腰をすえて考えたいですね。

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